衣・食・住の割合はどうなっているのか? かかる費用の「普通」とは
私は、洋服や小物などのファッション全般に関心があります。
ただ、自分にセンスがないのは分かっているので職業にしようなどと思ったことはありませんが、このブログでは自分勝手な感想を書いていこうと思います。
今回は、ファッションについて書く前に、まずはファッション好きの私の生活を「衣・食・住」のバランスという観点から考えてみました。
自分が自由に使えるお金は限られているので、使い方がいわゆる普通なのかどうかも気になるところです。
ここでは、私の衣類の購入方法などを紹介し、支出が多いのか少ないのか、適当といえるのか、振り返っていきたいと思います。
ファッションが趣味だった頃
私は、高校まで地方で過ごし、東京の大学を受験して18歳から東京に住んでいます。
高校までは制服があり、学校以外に行く場所も時間も機会もなかったので、私服がほとんどない状態でも特に問題はありませんでした。
その反動でか、東京で一人暮らしを始めてからは、アルバイト収入でチープな洋服を買い漁るのが趣味でした。
そもそもセンスが無いので、今思えば恥ずかしくて若気の至りとはいえとても外に着て行けないような洋服も着ていたし、自分でアレンジして更に極端なデザインにしたりしていました。
とにかく色んな洋服を着てみたくて、主に吉祥寺の街を毎週のように隅から隅まで歩いて、試着を繰り返しながら手持ちの洋服を増やしました。
ファッション雑誌をお手本にしながら、友人と洋服を共有したり交換したり、アパートの押入れをクローゼットにしたり。
20代は、様々な色、素材、デザインの洋服を装うことが楽しくて仕方ない時期でした。
高級ブランド志向へ
就職を機に、これからは社会人らしくしようと思い立ち、バーバリーのトレンチコートとサンローランの腕時計を購入しました。
職場の上司から複数のスーツを購入するようアドバイスされ、手持ちの洋服はいつの間にかオフィス仕様となって服の数は減り、少しずつブランド物が増えていきました。
それでも、洋服の収納スペースが足りなかったので、地方の実家をクローゼット代わりにして、季節の変わり目には段ボールに詰めた洋服を実家へ送ったり取り寄せたりしました。
ブランド志向といっても、何から何までプブランド物で固めるほどの収入は当然なく、似たようなデザインのノーブランド品やデパートのバーゲンを活用しました。
職場で着用できることを前提に、鮮やかで人目を惹くファッションより無難で上質なものを選ぶようになりました。
趣向を凝らした奇抜なデザインが似合わなくなったり、トレンドの良さを理解出来なくなったりしたりして、自分のファッションの好みが変わったことを寂しく感じました。
衣食住のバランス
衣・食・住のバランスからみて、自分の支出が普通なのかどうなのか、考えたこともあります。
街で素敵なコーディネートを見かけたり女優さんの着こなしに感心して、自分も同じような恰好をしたくて色んな機会と場で洋服を探し、やっと見つけて購入した時には嬉しい達成感がありますよね。
この購入時の達成感(アドレナリン)を求めて、私は自分の小遣いの大半を「衣」に費やしてきました。
衣・食・住の「衣」は身を守るため、「食」は体をつくるため、「住」は安全と安らぎのためにどれも大切なのもので、この3つに関して優先順位はありません。
ただ、体を保護するためだけなら、次々と衣類を購入するのは浪費ですから、私は親に衣装道楽と言われています。
一方、刺身と牛肉、果物が好物の我が家のエンゲル係数は高く、家計の多くは「食」で占められていることを思えば、小遣いぐらいは衣類の購入に充ててもよいのではないか、とも思います。
また、「住」については住宅ローンの支払いで住まいに多額の出費をしていることから、決して軽んじているわけではないといえます。
結局、私としてはそこそこバランスがとれているのではないかと思っているので、結局今のところ見直す予定はありません。
ラクマとメルカリ
数年前までは、主に楽天市場のネットショッピングで洋服を購入していましたが、試着や返品がしやすいAmazonでの購入も増え、今では楽天とAmazonを半々ぐらいで利用しています。
とはいえ、私が現在最もよく利用しているのは「ラクマ」「メルカリ」といったフリマアプリです。
最初に利用し始めたラクマでは約1,000件、2年前から利用しているメルカリでは約200件ほどの取引があり、今後も利用していきたいと考えています。
中古の衣類を安価に数多く出品して売却し、高価な新品衣類を少数購入することで、我が家の洋服の総量が減るという断捨離の効果もあります。
私の場合、ほぼ送料のみで出品しいている品物も多いのですが、自分の手元にあった愛着のある洋服を気に入ってくれた方へお譲りできるのは本当に嬉しいことです。
「探していたイメージ通りです」「大切にしますね」などのコメントをいただくと、手放した洋服に気持ち良くさようならが出来て、フリマアプリの良さをしみじみ実感します。
因みに、就職時に購入した思い出のバーバリートレンチコートは、約1万円で出品した初日にご購入いただきました。
また、購入する際の当たり外れはありますが、ブランド物は型番を確かめてから購入すれば間違いがないし、大体は善意で出品された素晴らしい品物が届くので、満足度が高いです。
フリマの利用なら、浪費しているという後ろめたさもなく衣類の売買と整理ができるので、洋服好きの方にはお勧めですよ。
まとめ(普通の尺度はない)
私は、自分が洋服に散財しているのではないかという思いがずっとあったのですが、こうしてブログを書いていると、そうでもないと思えてきて少し気が楽になりました。
私の親や兄弟、家族は、本当に必要な洋服しか購入しないし、高価なブランド品を持つことにもさほど興味を持っていません。
そういう環境にいるためか、無ければ無くて済むものを購入するのは無駄遣いというイメージが私自身にもありました。
でも、これはファッションという趣味なのです。
私は、スポーツや美術、造形、芸能などに強烈に興味を惹かれることはありませんが、洋服を見たり買ったりするのが好きなのも趣味の一つなのかなと思います。
だから、あまり躊躇せずにこれからも洋服を購入し、このブログに自分や町ゆく人のファッションについて勝手な感想、コメントを書いければと思います。