「WEBライター」ってどんな仕事? 初心者だった私が1年間で気づいたこと

誰かが自己紹介で、「私はWEBライターです」と言ったら、あなたはどんな仕事をイメージしますか?

ちょっと胡散臭いなあ、と思うかも知れんせんね。

PCを使って文章を作成するのがWEBライターですから、ジャンル・目的・契約形態などは実に様々で、どういう依頼に対してどんな文章を執筆しているのか、WEBライターというだけでは幅が広すぎて皆目見当がつきません。

私の場合は、まだ経験が浅く特別なスキルもないため、請け負える仕事がかなり限られています。

今回は、そんな私がWEBライターを始めたきっかけやこの1年で気づいたことなどを紹介します。

この記事は、WEBライターで収益を上げたい人には向かないと思いますが、もしあなたがマイペースで始めてみようかと考えているなら参考になるかも知れませんよ。

WEBライターを始めたきっかけ

初心者だった私の1年間を振り返ってみたいと思います。

WEBライターを始めた一番のきっかけは、フルタイム勤務を辞めたことです。

それでもまだ他の仕事をしていたり、テニスやフィットネスにうつつをぬかしたり、親の遠距離介護があったりしてそれなりに多忙だったのですが、何か新しいことをしてみたかったわけですね。

ただ、新しいことといってもフルタイムの時と同じように生活の中心に仕事を据えて、毎日コンスタントに働くというスタイルは選択肢にありませんでした。

私が仕事に出かけている間、ずっとお留守番をさせてきた愛犬がシニアになり、これからはなるべく一緒に過ごしてあげたいという思いも強かったので「新しいこと」は在宅でできることが基本でした。

とはいっても専門の知識や資格がなく、音楽・美術などの芸術関係に造詣が深いわけでもなく、これといった趣味も特技もない私に一体何ができるのか?

正直なところそう思いましたが、何かを始めめたいという気持ちを捨てきれず、これまで多くの文書作成に携わってきた経験が生かせるかもしれないと「WEBライター」を思い立ったのです。

クラウドソーシングサイトに登録

まず、仕事を見つけるためにとりあえずクラウドソーシングサイトに登録してみることにしました。

ド素人ですから、登録先は知名度と案件数が業界No.1という「クラウドワークス」に決定。

クラウドワークスのライティング募集案件にどのようなものがあるのか覗いたり、自分のプロフィールを作成したりしながら、初心者歓迎という記載のある案件を探しました。

私の場合、副業というより趣味のようなものですから、納期が短かかったり拘束や決まり事がやたら多かったりするような大変な案件には関わらないようにしています。

もしかすると初心者向けの講座を受講するのが近道だったのかもしれませんが、実際に始めるかどうかも分からなかったたので、マニュアルに沿って基本的なことから学べるような案件を探しました。

クライアントの情報は募集実績や評価などを参考にしましたが、クライアント側もワーカー側もお互いに当たり外れがあるのは想定内のことでしょう。

私の最初のクライアントは「当たり」でした。

①マニュアルがしっかりしていて、②それほど細かい修正が入らず、③分からないことをすぐに教えてくれたので、10本ぐらい仕上げる内に着実にスキルアップが図れたと思います。

自分の記事が公開されると嬉しくて、すごく励みになりましたよ。

PayPayの本人確認は必要か?しないとどうなるのか違いを解説(app-siru)

https://energy-modelschool.jp/paypay-identity-verification

WordPressに挑戦してみた

WEBライターを始めるにあたってWordPressは必須と思い、レンタルサーバーの申し込み・テーマの設定・フラグインの導入などを行いました。

アフリエイトで稼ぐ(稼げる)予定は特にないのですが、ポートフォリオに使うのはありかなと、2023年9月にWordPressでこのブログを始めたものです。

本当はもっと定期的に更新していくつもりだったのですが、記事の納期に追われて滞り気味になっています。

WordPressは編集に慣れていなくても記事の形を整えてくれるので確かに便利ではありますが、そもそも編集という作業のノウハウが無い私にとっては分かりづらい点が幾つもあり、友人のサポートに助けられました。

最初に契約したクライアントのマニュアルやアドバイスも、私にとって良い参考になりました。

ですが、いまだにそこからスキルアップが出来ていないことが課題になっているので、機会があればまた次のステップになるような仕事もしてみたいと考えています。

Googleドキュメントで納品

WordPressやTrello、チャットワークでのやりとりに慣れてきた私が、次に応募したのはGoogleドキュメントで納品する記事の執筆でした。

次の仕事は、トライアル記事・研修・契約・誓約書等で1ヶ月ぐらいかかった後に始まり、Googleスプレッドシートで進捗管理を行いながら指定されたGoogleドキュメントに書き込むというものでした。

Googleドキュメントやスプレッドシートを使うのは始めてでしたが、操作方法がワードやエクセルとほぼ同じだったので選定した画像を挿入しながら記事を作成すること自体には問題ありませんでしたが、これまでの仕事と違う点がありました。

  1. 記載内容の全てにエビデンスとなる参考資料が必要
  2. ライターとしての感想や意見は不要(NG)
  3. 納期が短く、制約が多い

私の受け持ちは、複数の人が関わって段階的に仕上げていく記事の最初の下案の作成でしたが、決まりごとが多くて執筆を進めるのに相当な時間がかかりました。

この仕事の経験から、ライター募集によくある「1文字〇円」という表示は単純に文字単価だけでなく、依頼内容と照ら合わせて見極める必要があることを学びました。

因みに、私はこの会社にも幾つか記事を納品しましたが、どんな事情があっても納期の相談が一切できないというのは精神的にキツかったですね。

たとえばこんな記事です

その後も、クラウドワークスで他の仕事に応募したり、個別に執筆依頼を受けたりしました。

継続中の案件もあるし、単発のライティングもあります。

私はクライアントと信頼関係を築いた上で落ち着いて仕事を継続したいのですが、色々な仕事をすることで新しい気づきが得られるので、修行中の身としては新しい仕事にも時々チャレンジするようにしています。

私の記事の例を紹介しますね。

「東急世田谷線」沿線の住みやすさは?沿線住民が各駅の魅力や穴場駅を紹介(HOME’S LIFE LIST)

https://www.homes.co.jp/life/cl-spot/cm-railway_line/52813/

小学校入学前の就学時健康診断ではどんな検査をするの?詳しく解説(Fukushi tv. )

https://fukushi.tv/media/column/shuugakujikenshin/

他にも、医療系の記事や環境ニュース、幼児教育関連の記事などを執筆しています。

まとめ(細々と続けたい)

私がこの1年で気づいたことは2つ。どちらもWEBライターをしていなければ気づくことはなかったものです。

  1. 上手い文章を書ける人はたくさんいる
  2. フリーで収入を得るのは大変だ

Trelloやスプレッドシートで進捗管理をしていて分かったのですが、しっかりした文章をスピーディーに書ける人が多いことに心底ビックリしたというのが率直な感想です。

私は、これまで自分がどれだけ時間を潤沢に使って文章を推敲していたのか、これからはもっと早く書くようにしないとダメだと思いました。

また、報酬は時給に換算すると小学生のお駄賃ぐらいでまさに趣味・ボランティアの世界ですから、稼ぐのがこんなに大変だと改めて知ったことで、入金された金額にしみじみとありがたみを感じています。

これから2年目になりますが、せっかく始めたWEBライターなのでなるべく細々と続けて、1年間に「気づいたこと」を来年またここに書ければと考えています

2年目はどんな新しいことに出会い、どういう気づきがあるのか・・・楽しみです。

遅々とした歩みではありますが、ヒヨマル、頑張りますね!

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です